こんにちは!今日もZ日和です!
今日は、時代を超えて愛される名車の数々を見ていきたいと思います!
HONDAやkawasakiなどからたくさんの名車がありますね
時代を超えて愛される名車には、数字では語り尽くせない“手触り”があります。キャブが息を吸い込む音、点火のにおい、当時の道路事情まで含めて、そのバイクのストーリー。
この記事では、1970~80年代の旧車に加え、現代のレトロスポーツまで、メーカー別にカタログ風にまとめました。基本スペックよりも「どんなバイクで、どこが魅力か」を短く要点で紹介し、各モデルの写真も添えています。
今後はパーツ記事へも横断リンクして、“眺めて終わり”ではなく“直して走る”ための実用カタログに育てていきます。さあ、好きなメーカーからどうぞ。
はじめに
70〜80年代に登場した国産バイクは、今も多くのライダーを魅了し続けています。2ストローク独特の加速感、大排気量4気筒の迫力あるサウンド、そして現代に復刻されたレトロスポーツ。
この記事では、Kawasaki・Honda・Yamaha・Suzukiの名車をメーカーごとにまとめてご紹介します。各モデルの特徴や歴史を振り返りながら、当時の熱気を感じていただければ幸いです。
Kawasaki(カワサキ)
Z1(900 Super Four)
- 年式:1972–1975/推定約8.5万台。903cc 空冷DOHC直4、約82ps、最高速は約130mph級。量産車で初めて大排気量DOHC直4を普及させた「Z」の元祖。


KZ900(Z900/A4)
- 年式:1976。Z1の改良・継続モデル。903cc空冷DOHC直4、80–82hp前後、実測120mph級の性能。LTDなどバリエーションも人気。

Z2(750RS/日本向けZ)
- 年式:1973–1978。746cc空冷DOHC直4で出力は約69–70ps、国内排気量規制に合わせたZ1の弟分。外観はZ1同様の火の玉・タイガーライン。アニメ露出(GTO)情報もあり。

Z900RS(レトロスポーツ)
- 年式:2018–(現行)。948cc水冷直4、ABS/トラコン/多機能LCDなど現代装備を搭載した“Z1テイスト”の復刻路線。

Z400FX/Z400J
- 年式:1979–。399cc空冷DOHC直4、43ps。ビッグバイク然とした直線基調デザインで一世を風靡。Z400Jは同系統の4気筒版。
角Zグラフィック/スポークからキャスト、ダブルディスク化の個体差に注意。

Z250FX(※実質は Z250FT 系)
- 年式:1979–1982。248cc空冷SOHC並列2気筒、軽量フレームのストリート標準車。国内では“角Z”末弟として展開(「Z250FX」表記が流通するが機種名はFT/FS)。

KH250(250SS後継)
- 年式:1976–。249cc 2スト3気筒を継承。フロントディスクや足回りを強化。基本性能は250SSと同等。サイドカバーのKHロゴ/3本チャンバー。

250SS(S1 Mach I)/350SS(S2 Mach II)
- 年式:S1=1972–1974(249cc 2スト3気筒)、S2=1972–1974(346cc 2スト3気筒)。マッハ系の末弟/中核として鋭い加速で人気。S1は3本チャンバー&小柄なタンク、S2は車体・ブレーキ強化。

GPZ900R(初代Ninja)
- 年式:1984–2003。908cc水冷DOHC直4、115hp。量産車で“150mph超”を達成したとされる革新作で、エンジン搭載と重量配分の新設計が話題。’84初期の赤×グレー/黒×赤、後期A×型で外装も変遷

GPZ750R
- 年式:1985–。748cc水冷DOHC直4(16バルブ)で900Rの弟分として登場。750Rはカウル形状・デカールが900R。

Yamaha(ヤマハ)
RZ250(RD250LCの国内名)
- 年式:1980–。247cc 水冷2スト並列2気筒、35ps、のちにYPVS搭載系へ発展。国内コレクションページに当時の諸元と写真。Yamaha Motor Global Site
- 補足:RD250系の流れで、空冷→液冷(LC)→YPVSと進化。ウィキペディアBennetts BikeSocial Membership
- 画像メモ:初期4L3の白×赤ライン、角形テール。Webike Japan
RZ350
- 年式:1983–1995。347cc水冷2スト並列2気筒+YPVS。北米ではKenny Robertsレプリカ(黒黄“スピードブロック”)が象徴的。触媒入り排気で北米規制を突破した希少2スト。ウィキペディアアイコニックモーターバイクオークション
- 画像メモ:KRレプリカの黄×黒、’85の赤フレーム個体など年式差に注目。ウィキペディア
Suzuki(スズキ)
GT380
- 年式:1972–(市場により~1980)。371cc 2スト3気筒、“Ram Air System”と呼ぶヘッド上の冷却シュラウドが特徴。高速巡航での信頼性を狙った設計。グローバルスズキウィキペディア
- 画像メモ:RAM AIRの鋳物カバー、3本マフラー。年式ごとの外装差はこちらが詳しい。Suzuki Cycles
Honda(ホンダ)
CB750 FOUR(Kシリーズ)
- 年式:1969–1978(SOHC 736cc直4)。前輪ディスクブレーキやセル付き等を量産価格で実現し、**UJM/“初のスーパーバイク”**を確立。WIRED
- 画像メモ:K0サンドキャスト、K2/K6の色替えとエンブレム差で年式特定可。
CB900F(Bol d’Or/Super Sport)
- 年式:1979–1983(欧)/北米は1981–。901cc DOHC直4、約95bhp。欧州耐久のノウハウを反映したロードスポーツ。ウィキペディアmotorcycleclassics.com
- 画像メモ:ボルドールのカウル付(F2)とネイキッド(F)で外観差。ウィキペディア
CB1100(モダンクラシック)
- 年式:2010–2022。1140cc 空油冷DOHC直4、2014年に6速化。’21–’22のFinal Editionで生産終了。ウィキペディア
- 画像メモ:丸目/ダブルショックのネオクラ。発売当初の背景と作りの良さ。Motofomo
CB400F(CB400 Four)
- 年式:1975–1977。408cc SOHC直4、軽量なネイキッドに**集合(4-1)**を純正採用。ウィキペディア
- 画像メモ:キャンディ・アンタレスレッド/パラキートイエロー。motorcyclespecs.co.za
CB250N ホーク(Super Dream)/CB400N ホーク
- 年式:1978–1986。空冷4スト並列2気筒(各3バルブ)、6速。ヨーロピアンスタイルで大ヒット。ウィキペディア
- 画像メモ:250Nはシングルディスク、400Nはツインディスク等の装備差。Honda Classics
CB250T(Dream/Hawk)
- 年式:1978–。249cc空冷OHC並列2気筒。当時の英国免許制度に合わせた派生。motorcyclespecs.co.zaウィキペディア
- 画像メモ:“Dream/Hawk”名の併売で外装差あり。モーターサイクルカタログ
さいごに
旧車は、ただの乗り物ではなく「文化」として語り継がれる存在です。
Z1やCB750のような大排気量スーパーバイクから、RZ250やGT380のような2ストスポーツまで、それぞれが時代のヒーローでした。
今もパーツは探せば手に入り、レストアやカスタムを楽しむファンが数多く存在します。